活動報告

ホワイトリボンランに参加しました!

ホワイトリボンランに参加しました!

3月7日にホワイトリボンランの拠点ランに参加しました。今回は、NPO法人HIKIDASHIさんが運営されている明石拠点に、スタッフ兼ランナーとして参加し、素敵な時間を過ごすことができました。当日は風が強く寒さもありましたが、お天気に恵まれ、明石海峡大橋を眺めながらヨガとランを楽しむ、とても心地よい時間でした。会場には、性別や年齢を問わず、さまざまな方が集まっていて、同じ思いを持つ人たちと時間を共有できたことも、とても印象的でした。

今回は、ホワイトリボンランに参加して考えたこと、感じたことを書き残したいと思います。NPO法人HIKIDASHIさんの開催報告はこちら!

ホワイトリボンラン

ホワイトリボンランってなに?

ホワイトリボンランは、「走ろう。自分のために。誰かのために。」というスローガンのもと、女性が健康で自分らしく生きられる社会を目指して行われているチャリティランです。そして、ホワイトリボンは、女性の健康と権利の大切さを伝える国際的なシンボルマーク。

実は今回、参加することを夫に話したときに、「ホワイトリボンってなに?」と聞かれました。女性の健康と権利を大切にするシンボルだよと伝えると、「健康って男女ともに大切なものじゃないの?」という言葉が返ってきました。

確かにその通りで、健康は誰にとっても大切なものです。

それでもホワイトリボンが女性にフォーカスしているのは、世界には今もなお、妊娠や出産によって命を落とす女性がいたり、自分のからだのことを自分で決められない状況にある女性がいるという現実があるからです。

SRHRとは?すべての人にある権利

このホワイトリボンの根底にあるのが、SRHR:Sexual and Reproductive Health and Rights です。SRHRとは、自分のからだや人生について、誰かに強制されることなく、自分で決めることができるという権利。そしてこれは、性別を問わず「すべての人」が持っているものです。

SRHRは、大きく4つの側面から考えることができます。

  1.  セクシュアル・ヘルス(性の健康):性に関する心と体の健康のこと。単に病気がないだけではなく、自分の性について安心していられる状態を指します。
  2.  リプロダクティブ・ヘルス(生殖に関する健康):妊娠や出産、生理など、生殖に関わる健康。子どもを持つ人も持たない人も、それぞれが安心して過ごせることが大切にされています。
  3.  セクシュアル・ライツ(性の権利):誰を好きになるか、どのように生きるかなど、自分の性のあり方を自分で決められる権利。
  4.  リプロダクティブ・ライツ(生殖に関する権利):子どもを持つかどうか、いつ持つかを自分で選ぶことができる権利。

こうして見ると、どれも「当たり前」と感じることばかりかもしれません。ですが、この当たり前が、当たり前ではない状況もまだ存在しています。

性教育をすべての人に

このSRHRを守り、実際に使っていくために大切なのが、自分と相手を大切にするための学び、包括的性教育なのではないでしょうか。国際的には、ユネスコの「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」などをもとに、人権や人間関係、ジェンダー平等について性について幅広く学ぶことが推奨されています。

ですが、日本では、いわゆる「はどめ規定」と呼ばれる制限があり、小学校では「受精に至る過程は扱わない」、中学校でも「妊娠の経過は扱わない」とされている現状があります。そのため、子どもたちが自分のからだのことや、自分を守るための知識を十分に学べないまま成長してしまうことも少なくありません。

私は普段、「乳幼児期からの性教育」を伝えています。乳幼児期からって早すぎるのでは?と思われることもありますが、この時期に伝えたい大切なのひとつが、「あなたの体は、あなただけの大切なもの」ということ。

鼻水を拭くときに、「鼻を拭くね、拭いてもいい?」と一声かけて、丁寧に拭くことも、自分のからだは自分だけの大切なものだと、感じられるようになることに繋がる。私も子どもたちにされて嫌なことがあれば、「それは嫌だよ、これならいいよ」と伝える。子どもに「いやだ」と言われたらそれはしない、聞けないときは理由を伝える。

こうした日常の中での関わりが、自分と他者の境界線を学び、お互いを尊重する力につながっていきます。そしてそれは将来、自分の権利を守る力に、相手の尊厳を傷つけない、大切にする力になっていくと思っています。

これからの私にできること

今回のホワイトリボンランの拠点では、「性暴力をなくそう」「性教育をすべての人に」という2つのメッセージがプラカードに掲げられていました。SRHRは、すべての人にある権利です。女性が健康でいられる社会は、男性にとっても、子どもたちにとっても、誰にとっても生きやすい社会のはずです。

ホワイトリボンランに参加して、改めて、SRHRと性教育の大切さを実感しました。私にできることは小さいかもしれない。それでも、これからを生きていく子どもたちが、そして私たち自身も、健康に幸せに生きていけるように、自分の人生を自分で選んでいけるように。これからも、できることを続けていきたいと思います。

“性教育をすべての人に” のプラカードと明石海峡大橋をバックに記念撮影

 

もえ
もえ
性教育を多くの人に届けられるように、これからも頑張りたいと思います!