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幼児向け性教育絵本まとめ【赤ちゃんはどこからくるの?に答える】

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今回は、小さい子どもにおすすめの性教育絵本をご紹介します❁

幼児向け性教育絵本まとめ【赤ちゃんはどこからくるの?に答える】

前回、子どもに性の話をするときのポイントについて一緒に考えてみました。よく聞かれる「赤ちゃんはどこからくるの?」という子どもの疑問に答えるとき、どう伝えたらいいかな?と思う方もいらっしゃると思います。

特に幼児は言葉だけで理解するのは難しいと思いますので、絵本を使ってみるのはどうでしょうか。子どもにもわかりやすく、大人も少しハードルが下がるかもしれませんね!赤ちゃんはどこからくるの?という疑問に答えるときに役立ちそうな絵本をピックアップしてみました♪

赤ちゃんはどこからくるの? 赤ちゃんはどこからくるの? 「赤ちゃんはどこからくるの?」と子どもに聞かれた経験はありませんか?また、ご自身もこの質問をしたことが...

赤ちゃんはどこからくるの?と聞かれたら

科学的に淡々と伝える

今はインターネットで小さな子どもでも、簡単に性に関する情報にアクセスできる時代です。そんな環境にいる子どもたちが、性をタブー視するがゆえに、正しい知識を得られないまま、間違った情報に触れてしまったら…

性に対して先入観がない、伝えたことを素直に受け止めて吸収してくれる幼児期だからこそ、生殖の意味での性交(セックス)について伝えるよいタイミングなのかなと感じます。ドキッとする疑問ではありますが、誤魔化したり嘘をついたりせず、子どもの質問を受け止め、対話をしながら伝えるのがポイントです!

子どもの関心は、”生物学的に生命がどう誕生するか” にあります。子どもに伝えるときは、自分の持つ性に対する先入観や考えは抜きにして、科学的に淡々と伝えるように心がけるといいですよ♪

絵本を使って理解を深める

赤ちゃんがどのようにしてできるのか、どうやってお母さんのお腹の中にやってくるのか、私もきちんと知っていますが、それを子どもに説明しようとなると…。どう説明したらいいのか、どんな言葉をチョイスしたらいいのか悩みました。

そんなときは、絵本がおすすめです。絵本の絵や言葉をかりて子どもに伝えると、大人も伝えやすく、子どもも理解しやすい!絵本はとてもよいツールだと思います。特に、十分な性教育を受けていない私たち世代は、子どもに性教育をするのはややハードルが高いのではないでしょうか。絵本は性教育のハードルを下げてくれる心強い味方になってくれると思います!

おすすめの性教育絵本

げっけいのはなし いのちのはなし

『げっけいのはなし いのちのはなし』

わたしは、『げっけいのはなし いのちのはなし』の絵本アンバサダーをしております。(ということもあり、いちばん最初にご紹介!)この絵本を通して、小さい頃からの性教育の大切さを伝える活動をしています。

この絵本は、主人公の男の子がお母さんと妹とお風呂に入っているとき、お母さんから血が出ているのに気づくところからお話が始まります。月経についてだけでなく、命の成り立ち、誕生、そして生き方の多様性についてわかりやすく学ぶことができます。

私も4歳の長男にこの絵本を何度か読み聞かせしました。三男が出産した後に読んだので、興味を持って聞いてくれました。赤ちゃんがどうやってできるのか…絵本の内容も伝わったようで、長男が三男に絵本を見せながら、「〇〇くんは、卵子と精子が出会ってね…」と説明までしていたので驚きでした。

あっ!そうなんだ!性と生: 幼児・小学生そしておとなへ

『あっ!そうなんだ!性と生: 幼児・小学生そしておとなへ』

この絵本は、子ども向けの絵本編と大人向けの解説編に分かれています。絵本編は『からだ』『いのち』『わたしとみんな』の3編で構成されていて、21ものテーマで子どもの疑問に答えてくれています。

もちろん、「赤ちゃんはどうやってできるの?」「赤ちゃんはどうやって大きくなるの?」「赤ちゃんはどこからどうやって生まれるの?」というテーマがあります。大人向けの解説編もあるので、何をどんなふうに伝えたらいいかヒントがもらえるかと思います。

それ以外のテーマも、小さい頃から伝えたい大事なことがたくさん書かれています。解説編が各テーマごとにあるのも、とても参考になりました。大人も改めて勉強になる1冊です。

性の絵本 みんながもってるたからものってなーんだ?

『性の絵本 みんながもってるたからものってなーんだ?』

「子どもの人権を守りたい」という想いでこの性の絵本を書かれたという、作者のたきれいさん。そんな想いがぎゅっと詰まっているこの絵本は、男女のからだの違いから、赤ちゃんができるまで、子どものからだとこころに悪いことをする犯罪から身を守るためのコツが伝えられます。

あとがきにある監修の高橋幸子先生のお言葉も身に沁みます。いのちが大切という漠然としたメッセージではなく、「わたしがあなたを大切に思っているよ」というアイ(Ⅰ)メッセージ伝えてあげること、その「あなたが大切」という言葉の貯金が子どもの中に少しずつたまって、思春期になったとしてもそれが子どもを守る未来のチカラになる!と…

少し話はそれましたが、この絵本もかわいいイラストで簡潔に書かれているので、読み聞かせで性教育をはじめるのにぴったりの1冊だと思います!

あかちゃんの木

『あかちゃんの木』

赤ちゃんはどこからくるの?と、もうすぐ赤ちゃんが生まれてくる家の男の子がいう子どもの素朴な疑問にとても誠実に伝えてくれる物語。そんな男の子の疑問に「たまごから生まれる」「たねを植える」「コウノトリがはこんでくる」と、いろんな答えがかえってきます。最後はパパとママが、ちゃんと答えを教えてくれました!

読むなら3歳くらいからでしょうか。それぞれの答えがある意味正解だと最後に男の子が理解するところもほっこりしますし、物語の構成も秀逸で素敵な絵本だなぁと感じました。前述した3冊とは少し毛色が違って、物語として楽しく優しく赤ちゃんがどうやって生まれるか教えてくれる絵本です。

まとめ

子どもに何て説明したら…と性教育をハードルが高いと思っている方がいれば、絵本を使って伝えるのがおすすめです。それでも、最初は戸惑うかもしれません。その気持ちも大切にしながら、無理せず、気負わず、性教育をしてもらえたらいいなと思っています。

また、家族みんなで絵本を読んで、内容を共有するのもいいですね。わが家も、絵本棚に性教育の絵本を置いているので、パパも読み聞かせをしてくれます。親子だけでなく、パートナーとも性の話をするきっかけづくりにもなるので、これもおすすめです!

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絵本は性教育の心強い味方になってくれます!ぜひ、家族みんなで読んでみてください❁